この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
父親が亡くなり、依頼者を含めたきょうだい3人で相続。主な遺産は父親が住んでいた住居(土地・建物)であり、依頼者ともう1人のきょうだいは売却して売買代金を分けることで納得している。しかし、他のきょうだいが不動産を取得したいと言って譲らず、話合いがまとまらない。
解決への流れ
不動産の価格を調べ、相手方に対し、相手方が不動産を取得するのであれば、他のきょうだい二人に代償金としてそれぞれ不動産価格の3分の1ずつを支払わなければならないことを説明した。そうしたところ、相手方も代償金が支払えないので売却することで合意。売却についても適宜アドバイスをし、売却益を3分の1ずつ分けて早期に解決。
遺産分割は身近な人(多くの場合はきょうだい)と紛争になることが多く、お客様にとっても精神的な負担が大きいと思います。お客様の希望をききつつ、合理的な解決ができるよう尽力します。