この事例の依頼主
30代 女性
相談前の状況
元夫の人格を見損ない、離婚することとなりました。その際、一定額の養育費を継続的に支払ってもらう約束をしました。しかし、元夫は、わずか半年ほどで養育費を全く支払わなくなりました。夫の仕事に変わりはなく、安定した収入があるにもかかわらずです。この元夫の不誠実な態度に愕然としました。そこで元夫に連絡をとって養育費の支払を求めましたが、元夫は、声を荒げるばかりで、訳の分からない言い訳に終始していました。とても悔しかったし、子どもを不憫に思いました。養育費は子どもの将来にとって大事な収入源となるので、思い切って弁護士に依頼しました。
解決への流れ
まず、①養育費を請求する旨、②もし支払わなければ給料を差し押さえるという旨、③差押えがなされれば養育費を支払っていないことが職場に知られるという旨を、弁護士名義での内容証明郵便で送ってもらうこととなりました。そうすると、効果抜群で、これまでの滞納分も併せてすぐに養育費を支払ってくれました。こんな簡単に事が運ぶのであれば、もっと早くに依頼すればよかったです。
別件では、わざわざ裁判等の手続を行わなければならないケースもあります。その場合には、一定の費用、労力、時間がかかります。しかし、本件はあっさり支払ってくれて幸運でした。養育費をきちんと払えば、子どももちゃんと感謝しますし、父親に愛されていることも実感するでしょう。支払われない都度催促することも心情的にかなりの負担になっていたかと思いますので、お役に立ててよかったです。お困りの際にはご連絡ください。