この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
相談者様は、約700万円の債務とは別に住宅ローン(及び住宅)がある方だったため、希望する債務整理手続きは、個人再生手続きでした。そこで、個人再生手続きのご相談に御来所されましたが、相談の中で、700万円の債務の一部を奥様が連帯保証しているということが分かりました。
解決への流れ
幸いにも、住宅自体はご相談者様の所有名義のみ(奥様は所有者ではなかった)ため、奥様は自己破産手続きを採ることのデメリットが少なく、自宅を残したいとの強い希望でしたので、相談者様は個人再生手続き、奥様は自己破産手続きを採ることとなりました。
結果として、いずれの手続きも成功し、自宅を失うことなく、債務を減額することができました。債務整理手続きを採る場合には、主債務者の債務が減額された分、保証契約に基づいて、連帯保証人に請求が行くことになりますので、必ず、保証人のチェックは必要です。