犯罪・刑事事件の解決事例
#暴行・傷害

【準抗告】勾留決定に対する準抗告認められ、早期に釈放された事例

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岩本 崇央 弁護士が解決
所属事務所きびのくに法律事務所
所在地岡山県 総社市

この事例の依頼主

50代 男性

相談前の状況

ご依頼者様は事件を起こしてしまったこと自体は認めており、逮捕前に既に複数回の取調べを受けていました。その後、しばらく経過した後、逮捕されるに至りました。

解決への流れ

逮捕されたとの連絡を受け、即日接見に向かいました。既に、依頼者様の背景事情は把握していた(長年勤務している会社があることやご家族と同居しており生計維持者でもあったこと等)ことから、検察官に対して勾留請求をするべきでない旨の意見書を提出しました。しかし、検察官は勾留請求を行い、裁判所もこれを認めて勾留決定をしました。この勾留決定を不服として、すぐに準抗告の申立てを行った結果、これが認められたことにより、ご依頼者様は、逮捕勾留決定後速やかに釈放され通常の社会生活に戻ることができました。

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岩本 崇央 弁護士からのコメント

刑事事件においては、捜査機関による身体拘束が一度なされるとそれを解くことは実務上容易ではありませんが、早期の身体拘束からの解放のために、適切な状況判断や的確な主張を行う事はとても大切です。刑事事件はスピード感が非常に大切と言われますが、この点が如実に表れた事案でした。